なんとなんとなんと!ホテルニューグランド幻のフェニックスルームでお食事してきちゃいました。え?こんな特別な体験あっていいの?って震えています。
不定期開催で幻のフェニックスルームでのお食事、実は今チャンスなんですよ!その秘密をこっそりお教えします。ときめく準備はいいですか?❤️
不定期開催、幻のフェニックスルーム
ダイニングルーム、フェニックスはホテルニューグランド本館の2階にあります。2階の素晴らしいロビー、迷い込んだことはありますか?圧巻ですよ。最高ですよ。マーベラスですよ。
でも、いつもはフェニックスルームへの重厚な扉は固く閉ざされています。その扉が!なんと今!!不定期開催ではありますが!!!心の扉よろしく、ありのままにオープンしてるんですよー!信じられなーい✨
圧倒的な建築美の中で、まるで物語の主人公にでもなったかのようなランチタイム。特別な思い出になること間違いなしです!
ダイニングルーム フェニックスの内装
いつもならすぐに食事の写真にいくんですけど、今日はフェニックスルームを堪能させてくださいね!なかなか拝む機会ないんだから!!もう!!(落ち着いて)
まずこの扉が開かれている時点でホテルニューグランドファンは膝から崩れ落ちるわけですよね。あ、あ、開いてるぅぅぅ!
一歩足を踏み入れたら全身に力がみなぎるわけですよね。なんですかこの荘厳な空間・・。全てがよい・・。
この度、不定期でオープンする幻のレストランとして、当ホテル伝統メニューを取り揃えて皆様をお迎えいたします。
今回はこちらの、緑が美しすぎる窓際の席へ通していただきました。濃いめの茶色から覗く爽やかな初夏のグリーン、もうこれだけで満腹でございます。山下公園の方までチラリ見えて、すっごく気持ちよかった。(号泣)
スタッフさんも、どの方もすごく丁寧で親切で温かくて。というかそうなんですよ、そこなんですよニューグランドのなによりの魅力は!いつ行ってもどのお店でもなにを体験しても、ホスピタリティが100発100中素晴らしい。これって、どこかに訪れてなにかを経験する上で実は1番重要なことですよね。だから何度来てもうれしい。幸せに満ち溢れて帰ることができます。
そんなスタッフさんがニコニコ教えてくださったんですが、ルーム中央にあるすだれ。この写真で言うと右下に見切れてるんですけどわかりますかね??ここは開業当初は雅楽団が登り、生演奏を奏でていたそうです。
迎賓館としての役割も担っていたホテルニューグランド、その歴史を感じながら同時に想いを馳せるのもなんとも贅沢な時間ですよね。
ホテルニューグランドの発祥メニュー
そんな歴史的建造物の中で頂く、当時から続く発祥メニュー!これがまた、たまらんのですよ。ストーリー性込みでそのおいしさったら。
素敵にセッティングされたテーブルについて、ホテルニューグランドが発祥のメニュー、堪能させて頂くとしましょう!
はい来ましたジャーン!!❤️
どの発祥メニューするー?なんて、選ぼうとした瞬間もありましたよ。いや無理無理選べないです。3種類全部食べたい!ということでシェアすることにしました✨
シーフードドリア
まずはシーフードドリアから。この膜の向こうには、こだわりのバターライス、2種類のソース、チーズの層が連なっておるわけです。早くスプーンを溺れさせたい!
シーフードドリア ¥2,783
Seafood Doria
なにがびっくりってね、具材がごろっとごろっとごろごろっとしてるんですよ!こーんなに大きくぷりぷりの具材が入ってるドリアはじめて!シーフード具材として、海老、ホタテ。そしてマッシュルームが隠れんぼしております。エビは2種類使われてるんですって!
当時、銀行家が喉越しのいいものを食べたいとオーダーし、それに応えた初代総料理長サリー・ワイルが考案したメニューだそうです。
パプリカで色付けされたオレンジがかわいいソースとベシャメルソース、2種類のソースのハーモニーがもうね、たまらんのですよ。湯気がほかほか立ち昇るアチアチをどうぞ❤️
スパゲッティ ナポリタン
そしてみんな大好きナポリタン!でも普通のナポリタンじゃないんです。こんなに上品なナポリタン食べたことない!っていう感じのナポリタン。どうぞ。
スパゲッティ ナポリタン ¥2,178
Spaghetti Napolitan
当時ホテルニューグランドが進駐軍に接収されていた頃、2代目総料理長の入江茂忠氏が、軍用保存食からインスピレーションを受け、ホテルらしく構成し直して考案したメニューだそうです。
ケチャップではなく、生のトマト、水煮のトマト、トマトペーストが使われているらしいです!トマトの酸味と玉ねぎの甘さが絶妙❤ちょっと想像を超えてくる上品さなわけです。これは一度試してみて欲しい✨
太っ腹にレシピを公開しているそうなのですが、特注のボンレスハムの塩気、トマトソースの酸味、隠し味のオリジナルデミグラスソース・・真似しても再現できない絶対的な自信があるそうです!参りました、食べに来ます!!
あ、でも、このナポリタンのレトルトソースもホテル1階のザ・カフェで販売されています❤️お家でもこの味を楽しめるうれしさ!
プリン ア ラ モード
そしてそしてときめきが止まらないプリンアラモード❤️もうこれは説明いらないですかね?目で見て心で味わって!!
プリン ア ラ モード ¥1,633
Custard pudding a la mode
でも説明しちゃうんだけど。
終戦後、ホテルニューグランドに宿泊していたアメリカ軍将校の夫人たちのために考案されたメニューだそうです。見た目も華やかで満足できるデザート。まさにですよね!
プリンがぷるんでねぇ、アイスの甘さがたまらなくって、そこにフルーツがくるっと入ってくるわけですよ。これをロマンと言わずしてなんと呼べば?
その他のメニュー
桃の時期だったので、欲張りにもピーチメルバまで頂いちゃいました。これ大正解ですよ奥様。おいっしい。
ピーチメルバ ¥1,573
Peach Melba
桃がごろっと半玉?かな??入ってまして。そこにスプーンを入れて塊を口に運ぶ幸せね。これはもう前世で徳を積みまくったとしか思えない。
桃のプレミアムショートケーキも頂いたところでしたが、また果肉の使い方が全然違ってて!名前も見た目もかわいくて、間違いないおいしさのピーチメルバ。私はあと10個食べたいです。(真顔)
紅茶 ¥907
デザート時には紅茶もオーダー。ストレートで、ミルクで。こっくりとひたらせて頂きました。お代わりできるのが素晴らしい・・!お茶を飲んでね、ふぅって見上げた空間がこれですからね?想像してみて??至福。
ついでにここらで食器類もチェックです!きれいな取り皿はこちら、ノリタケ製品のホテルオリジナルでございます。バックスタンプ撮れなかったけど、マークもかわいかった。。
カトラリーにはニューグランドのロゴ。こういうの、こういうのが大好きなんですよぉ(嗚咽)
テーブルセッティングされていてプレゼンテーションプレートは大倉陶園です。富士山の青、きれいでしたもんねぇ!納得!!
ホテルニューグランドのフェニックスルームで歴史を感じる大人のランチタイム。不定期開催ではありますが、意外と空いていて穴場なのでぜひ日程をチェックしてみてください!
店舗、メニュー情報
ダイニングルーム フェニックス
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〒231-8520
神奈川県横浜市中区山下町10番地
045-681-1841
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不定期開催
11:00~16:00(L.O.15:00)
※ご予約は承っておりません。お越しいただいた方より順番にご案内いたします。
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開業時はメインダイニングとして多くのお客様に親しまれていた「フェニックスルーム」。
この度、不定期でオープンする幻のレストランとして、
当ホテル伝統メニューを取り揃えて皆様をお迎えいたします。
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