川口の旧田中家住宅を探検その2

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川口の旧田中家住宅の探検ルポ、第2弾でございます🙌
お屋敷についての説明や、主人の田中德兵衞氏については第1弾をご覧くださいませ。
>>第1弾を見る

第2弾は洋館の続きと和館、お庭です!

川口の旧田中家住宅を探検その2のメイン画像

ときめく準備はいいですか?

洋館2階

洋館3階から2階へ降りてきました。
各階の間にある小さな階段と蔵がかわいらしくてエモい🧡秘密基地にしたくなっちゃう。

川口の旧田中家住宅を探検その2の画像

蔵には、田中德兵衞さんの功績や資料が展示されていました。川口という街にとってかなり重要な人物だったことがわかります。

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⑤書斎・座敷

書斎は直線が印象的な、温かくも威厳のあるお部屋。
寄木細工の床がなんて美しいこと!✨

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田中德兵衞氏が材木商を営んでいたこともあり、木材は相当こだわれれて造られたのではと推測できます。

調度品も品が良くて素敵。

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カーテンバランスから天井への折り上げ装飾、木目と白のコントラストがかっこいいお部屋上部😍

照明は円柱のかわいらしいデザインです。

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壁紙はシンプルなダマスク調で、色合い含めこちらもなんて品がいいのでしょう☺️✨

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こんな書斎で仕事したら捗りそう😆
いや、うっとりしすぎて思考が妄想の世界へ羽ばたいてなにもせず1日終わっちゃうかも🤣でもそれも幸せだなー。
お座敷は、通路のような位置にある印象でした。
このお屋敷の中では小さめなお部屋。といっても十分広いんですけど😅

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欄間の装飾がまた美しくて!
きっとなにか絵柄の意味とか刻まれた意図とかがあるんだと思うんですけど、無知な私には全然わかりませんがとにかくときめいたのでパチリ📸

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シンプルな建具と照明だけど、直線の重なり合いがかっこいい。

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さて、洋館エリアはこれにて終了!
すでに洋風なときめきをいっぱい吸い込んで胸いっぱい🥰

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和館2階

ここからは和館エリアです!🙌
和館は1934年に竣工され、洋館と2階で繋がっています。木造二階建てで、寄席屋根を乗せた数寄屋造りの建物です。

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政界にも進出していたことから、お客様がたくさんいらっしゃることを想定して造られたと言われているそうですよ☺️

⑥客間

まず突き当たるのは客間。
説明にもある通り、相当木材にこだわられて造られたことがわかります。

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廊下の窓ガラスがすーごく素敵で!しばらく眺めちゃいました。
窓を見ているのか、その先のお庭や景色を見ているのか、もはや哲学の領域。(なに言ってるの?)

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こちらの窓ガラスも長細い透かし模様が印象的で素敵。

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お座敷や欄間、組子格子の展示になっており、和室造りの勉強にもなりました。
赤漆が使われているので、女性向けのお部屋だったのではと言われているそうです。

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かつては奥方がベッドを置かれていたという説もあるそうですよ。
そして和館の1階へ。
洋館の階段とはまた違った趣で、少し暗く入り組んだ構造から鬼滅の刃を思い出しました。
鬼が出てきて階段の構造変えてきそう!!

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和館1館

和館1階は迎賓スペース。
とっても素敵なのでどうぞ心の準備をしてお進みください!✨

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⑦仏間・次の間・座敷

どーーんと大きなお座敷、次の間。
圧巻すぎて口があんぐり。すーごくきれいなお部屋でした。

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階段を降りてすぐの仏間。他にもたくさん立派に設えられていて、きっとそれぞれに由縁が・・というか絶対見落としている!

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手前側のお座敷の照明は八角形でモダンな雰囲気。

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奥のお座敷は5灯あり全然印象が違います!ハート・・猪目かな?かわいらしい雰囲気🧡

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建具や造りの美しさもさながら、その空間の気の良さが素晴らしくて。広く取られた窓から臨む庭園の緑や日差し、刻まれてきた時間がこの空気を作り出しているんだろうなと思うとすごく有り難い気持ちになりました。

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ところどころに趣向を凝らした装飾が施され、来るたびに新しい発見がありそう🥰

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このお座敷は借りることもできるそうです。
実はあのCMやあの映像で使われていたり🤭雰囲気ありますもんねー!和の映像にぴったりすぎる🙌✨

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またゆっくり拝見して、この空間にどっぷり浸かりたいお座敷でした🙏

⑧勝手口・土間

玄関の方へ向かうと、勝手口と土間があります。土間があると、昔ながらの日本家屋ー🙌って気分になりますよね。なりません?

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壁が炊事の煤で黒くなっているそうです😳まっくろくろすけいそう!

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この2階で寝泊まりしていたのかと思うと、使用人ってやっぱり大変だなと・・。
起きたらすぐ炊事を始めて、あっという間に夜、1日大忙しな様子が目に浮かびますよね。

⑨庭園

表玄関とはべつの扉を出ると庭園の方へ抜けられます。
この庭園がまた素敵でした😍

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元々は味噌醸造の蔵があったんですね!展示されていた当時のスケッチでは、たしかに建物をぐるり囲むように工場がありました。

お庭に出る扉がまた歴史の風合いを残していてかっこいいの✨

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お庭側から見上げた建物。
ちょうど洋館と和館を繋ぐ部分かな?木が入り組みあっていてすごい。

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そして先ほどの和館1階のお座敷。
趣ありますでしょー?!2階部分は、窓を見ているのか庭を見ているのか哲学の世界に迷い込んだあそこです🙌

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お座敷奥もお庭から。
あぁ、かっこいい・・。

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お庭には大きな池や枯山水、灯籠などがあります。
和洋折衷なお屋敷を背に眺める日本庭園、たまらんですね!!!

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鯉がたくさんいる池の奥には茶室。
茶室自体が離れみたいになってるのもすごい。一般住宅と規模が違う😂

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⑩茶室

茶室も見学できるんですけど、その広さにびっくりしました!

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中は結構シンプル・・言ってしまえば質素な雰囲気。
いくつかサイズの違うお茶室があって、その用途に応じて使い分けられるんだろうなぁなんて想像しました。

ししおどしもあったけど、お水は止まっていたみたい。

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小さめのお茶室はこんなかんじ。
炉部分を見つけるとふふってなるのわかる人います?いますよね??

川口の旧田中家住宅を探検その2の画像

大きめのお茶室はこんな感じ。

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場所を借りることもできるそうなので、必要な方はぜひ公式サイトをチェックしてみてください!

あとがき

川口の旧田中家住宅、いかがでしたか?🤗❤️
しっかりたっぷり散策してまいりましたけども、思いがけずこんなに素敵な邸宅に巡り会えてとっても幸せでした🥰

川口の旧田中家住宅を探検その2の画像

この日は成人式が近く、着物姿で撮影を楽しまれている方もいらっしゃいましたよ🌟
建物と振袖がぴったりで、眼福でした🙏🌸

川口の旧田中家住宅を探検その2の画像

ルポとして紹介するには難しいけど、素敵な切り取り写真もたくさん❤️
洋館巡り、楽しいなぁ。

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間違っているところや足りないところ、思い出などありましたらぜひお聞かせください🥰

川口の旧田中家住宅を探検その2の画像

素敵なときめきをありがとうございました☕️❤️

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洋館情報

旧田中家住宅
〒332-0006
埼玉県川口市末広1-7-2
048-202-6179

川口元郷、川口

開館時間:9:30 〜 16:30  ※最終入館16:00まで
 休館日:毎週月曜日   ※月曜日が休日の場合は、その翌平日
 入館料:一般      210円
     中学生・小学生 50円
2024年1月のブログです
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